L.A. Noire クリア

発売日：2011年11月8日
オススメ度：９／１０
クリア時間：２５時間（DLC込み）
難易度：普通

公式サイト：Home | L.A. Noire

DLC込みでクリアまで。
Windowモード可能。コントローラー対応。日本語化は可能。

オープンワールドなTPSのアドベンチャーゲーム。
GTAシリーズで有名なRockstar Gamesの作品です。
１９４０年代のロサンゼルスが舞台。警察官の主人公（コール・フェルプス）になり、各事件を解決するのが目的です。

実際の１９４０年当時の状況や犯罪をモチーフにしたストーリーや、俳優さんの演技や表情をそのまま取り入れた、モーションキャプチャが使われているのが特徴。
また、大抵のストーリーは尋問を間違えたり、証拠品を見落としても話が進みます。
しかし、展開が変わってしまったり、クリア後の評価が低くなる事もしばしば。

そのため、納得がいく展開・評価にするには再度プレイする必要があります。

システムの不満点として、尋問では相手の微妙な表情を見ながら、発言内容に対して「信用する」か「疑う」か「反証する」必要があるのですが、事件が始まった辺りは状況も曖昧で、微妙な表情だけでは分かりづらいので本当にプレイヤーの勘で選ぶしかありません。

良く言えばリアルなのかとは思いますが、自分はほぼ適当に選択してました。

また、「疑う」と「証拠品を出す」コマンドで分かれているのがややこしかった。
この人は矛盾した発言をしているとは分かりますが、「疑う」のか「証拠品を出す」のかの判断がつきづらいです。
一応、選択肢の正解が複数の場合もあるようですが・・・
「信用する」と「疑う」の選択肢のみにし、「疑う」で話を進めていく途中で根拠となる証拠品を選択するようなシステムだと分かりやすいと思いました。

地味なゲームですが、ストーリーにハマってしまい、短編小説を読み進める感覚でプレイする事が出来ました。
当時のLAの雰囲気や、自分で事件を解決する感覚、ボリュームも充分にあり、ほぼ全てにおいて満足出来ました。
逆転裁判のようなアドベンチャーゲームや、探偵や刑事物の小説やドラマが好きな人に特にオススメです。

GTAシリーズと違い、撃ち合いは少な目で主に捜査と尋問で進めることになるので、派手なアクションゲームを遊びたい方には合わないかと思います。
殺人事件もあるのでグロ耐性が無い人にもキツイかもしれません。

開発元のTeam Bondiは解散してしまったようですが、Rockstarから続編が出る事を期待しています。