Chroma Squad クリア

リリース日	：	2015年4月30日
Metascore	：	75(21件)
User Score	：	7.8(94件)
Steam Rating	：	93%(1,259件)

Steam版で、ストーリーモードの”興味あり”（３難易度中、２番目に易しい難易度）クリアまでプレイ。

オススメ度	：	７／１０
クリア時間	：	１２時間
難易度	：	やや簡単

公式サイト（英語）

：

Chroma Squad - Behold Studios

概要

日本の戦隊モノを題材にした、ターンベースのシミュレーションRPG。
開発元はブラジルの会社です。

元々は戦隊モノのアクション俳優として出演していた５人が、
自分達が作りたい特撮を撮るために、新スタジオを立ち上げるストーリーです。

日本を含むアジアの国は権利の関係上で、Steamストアでは購入不可。
しかし、外部サイトでは普通に購入でき、リージョンロックもかかっていません。
（元々は日本でも販売する予定だったため、開発元の意向のようです。それに関してはこちらのスレッドを参照）

個人的にオススメな購入先はHumble Storeです。
ここではDRM Freeの物とSteam Keyの両方が付いてきます。

Buy Chroma Squad from the Humble Store

ちなみに、戦隊モノに関してはあまり知りません。
ヒーローは色違い。５人。変身する。ボスや沢山の子分と戦う。程度の知識です。

シングルプレイ専用。
コントローラー対応。
Steam実績あり。
Windowモード可能。
公式で日本語対応。

良かった点

・戦隊モノというユニークな舞台設定
・自由度のあるカスタマイズ
・マルチエンディング
・綺麗なドット絵

公式動画の通りのゲームです。
日本の戦隊モノのように、変身したり、チームで戦ったり、巨大ロボに乗って戦うといったことが楽しめるユニークなゲームです。
戦隊モノが好きな人は特に楽しめるような設定かと思います。

５人同時攻撃で倒せる時は、ボスの頭に星が出現します。
この親切な演出が、５人でのフィニッシュをやりやすくしています。

また、カスタマイズ要素もあり、最初チーム名やスタジオ名などなど、自分の好みに合わせて変えることが可能です。
数は少ないですが、武器や防具、ロボなどの装備も自分の戦い方に合わせて変更出来ます。

こんな青っぽいだけのチームも作れます。
同系色はやってないけどどうなんだろ。

青っぽいチームが繰り出した５人同時攻撃。
これはこれで綺麗かも。

いまひとつな点

・戦闘が飽きてくる
・チュートリアルだけでは説明不足過ぎる
・微妙な翻訳
・一部のダイアログが見えない（日本語に対応したばかりの、ver1.10時点）

最初は斬新に感じられた戦闘も、何度か繰り返している内に飽きてきます。
特別難しいわけではないので全滅することも無く、戦略シミュレーションRPGにしては、どこか物足りない感じがして・・・
もう少し戦略性があったら楽しめたのかもしれません。

また、チュートリアルは戦闘部分のさわりだけで終わってしまいます。
パラメータの説明、エージェントの使い方などもわからないので、自分で予測するか、調べながらプレイする必要があります。

エージェントはファンパワーを使うと、表示している効果が発揮されます。
コンバージョンレートてのは未だに謎です。そのパーセンテージ分だけ値が増加するのかな？

まとめ

公式動画を見た自分の期待値が高かったせいか、期待していたよりかは戦略性が低く、イマイチなゲームでした。
ストーリーはコメディ要素あり、シリアスな部分もありです。
戦闘部分も特別に難しくはありません。

戦隊モノを題材にしたゲームとして見たら、かなり楽しめると思いますが、高い戦略性を求めている人にはオススメ出来ません。

僕としてはこれは続編に期待。かな。