Never Alone (Kisima Ingitchuna) クリア

リリース日	：	2014年11月18日
Metascore	：	72(30件)
User Score	：	6.1(68件)
Steam Rating	：	82%(3,007件)

Steam版で、実績コンプリートまでプレイ。
DLCの「Never Alone: Foxtales」もクリア済み。

オススメ度	：	７／１０
クリア時間	：	２時間３０分（本編）
	：	１時間（DLC）
実績コンプまでにかかった時間	：	５時間（本編＋DLC）
難易度	：	やや簡単（本編）
	：	普通（DLC）

公式サイト（PS４）

：

Never Alone (Kisima Ingitchuna)（PS4） | PlayStation®Store 日本

概要

横スクロールの２Dアクションパズルゲーム。

プレイヤーは少女の「ヌナ」とキツネを切り替えながら、協力して進めていくのが特徴。
協力プレイでは、各プレイヤーがヌナとキツネを、片方ずつ担当して操作するようです。（未確認）
システムは、「Brothers - A Tale of Two Sons」に似ている気がしました。（こっちは３Dですが）

ストーリーは、アラスカに住む先住民族「イヌピアット」の物語が元になっています。
本編では少女は「ボーラ」と呼ばれる投げるアイテムが使え、キツネは足場となる精霊を呼ぶことが出来ます。

DLCはイヌピアットの別の物語を元にしています。
プレイヤーは同じ少女と狐ですが、ボーラの代わりにカヌーが登場します。
こちらは本編よりもパズルの難易度が上がっている気がしました。

Steam版以外にも、PS4版やAndroid版もあるようです。

シングルプレイ専用。
ローカルで協力プレイ可能。
公式で日本語字幕に対応。
コントローラー対応。

良かった点

・先住民族の文化を知ることが出来る
・全て集めたくなるシークレット（ふくろう）
・ミスしても近くから始まるため、ストレスが溜まらない
・綺麗なグラフィック
・現地語でのナレーション

ゲーム中に存在するシークレット（ふくろう）を見つけると、「文化的背景情報」と呼ばれるイヌピアットの文化に関するインタビュー映像が一つアンロックされます。
この映像が見応えがあり、ゲーム以上に楽しめました。

このアンロック要素のおかげで、ふくろうを全部探し出せました。
ふくろうは難しい場所にはいないので、そこまで大変ではありません。

いまひとつな点

・ボーラの狙いがつけにくい
・いまいち頼りないCPU
・壁へジャンプすると引っ掛かる時がある
・シークレット（ふくろう）がどのチャプターにあるか不明
・パズルゲームにしては易しい

ゲームを進めていくと、「ボーラ」と呼ばれる投げる武器が手に入りますが、狙いを付けるのが少し大変です。
というのも、アナログスティックを後ろ→前に倒すと投げるのですが、マーカーのような狙う方向を確認できる物が表示されないので、ヌナの顔の向きとプレイヤーの間隔で判断して投げる必要があります。
このおかげで、急ぐ時に変な方向に投げてしまい、やり直したこともしばしば・・・

この位の大きさなら難しくありませんが、もっと小さいマトだと1回で当てるのは厳しいです。
これは慣れしかないかも。

一人でプレイしたので、もう片方のキャラはCPUが担当しましたが、動きがいまいち悪いです。
まっすぐ進む時は問題なく付いてくるのですが、ジャンプする足場に乗らない時があったり、ジャンプ中に切り替えると、そのまま落ちてしまったり。
動くとまずい場所では自動的に止まってくれるので、プレイヤーが手助けをすれば気にするほどではありませんが。

厄介だったオーロラの場所。捕まるとゲームオーバーになります。
CPUが動かすキャラはプレイヤーを追いかけるので、余裕を持って移動しないと捕まります。

まとめ

ゲーム部分は無難な出来ですが、イヌピアットの文化を知る事が出来るのが特に良かったですね。
プレイ時間は短いはずですが、ゲーム内のストーリーも濃かったせいか満足感を味わえました。

アクションパズルゲームにしてはパズル部分は易しめなので、それ目的で買うとがっかりするかと思います。
イヌピアットの文化について興味がある人や、自然や民族などのドキュメンタリー映像が好きな人向きですね。

似たような感じで、他の民族を題材にしたゲームも出ないかな。